宇都宮環状北道路、上戸祭立体交差が20年度完成 慢性的渋滞解消に期待

 宇都宮北道路と新4号国道を結ぶ県の宇都宮環状北道路(6・4キロ)整備事業で、宇都宮北道路と環状北道路の接続点となる上戸祭立体(仮称)の工事が進んでいる。区間内3カ所で実施する交差点立体化の最終工区で、2020年度の完成予定。完成すれば東北自動車道宇都宮インターチェンジ(IC)などへのアクセス性が高まり、区間内の渋滞解消などにつながることが期待されている。

 宇都宮環状北道路は宇都宮市の市街地を外周する環状線の北部区間に位置する国道119号で、地域高規格道路の茨城西部・宇都宮広域連絡道路の一部となっている。同市東部の産業団地と同ICを結び、1日の交通量は4万台を超え、朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生している。

 県は渋滞解消などを目指し、05年度から高速道路など自動車専用道路に準じる地域高規格道路として整備を始めた。総事業費は約102億円で、当初は6カ年計画だったが、用地取得に時間がかかるなど期間が延びた。

 主な工事は、同市関堀町の関堀陸橋を中心とする関堀工区(0・3キロ)、同市下川俣町の下川俣陸橋がある下川俣工区(1キロ)、同市上戸祭町の上戸祭工区(1・2キロ)の交差点立体化。関堀陸橋と下川俣陸橋はそれぞれ08年、14年に供用開始した。県県土整備部によると、15年の調査では、区間内の走行時間は03年に比べ約3分短縮したという。