ホイールの塗装作業などに取り組む技能実習生=7日午後、宇都宮市下川俣町のアップライジング宇都宮本店

 外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案が成立する見通しとなった7日、県内の技能実習生らからは「外国人が長く日本で働けるようになる」などと歓迎の声が上がった。外国人を受け入れている事業者も前向きに捉える。「企業はしっかりと外国人の生活を支援する必要がある」。一部からは、受け入れ環境の整備が進むのか不安の声も漏れた。

 「外国人が長い間、日本にいられるようになるのは良いこと。ベトナムから多くの人が働きに来ると思う」。宇都宮市下川俣町の中古タイヤ販売店「アップライジング宇都宮本店」で、ベトナム人技能実習生チャン・スアン・バンさん(24)は改正案を受け止める。

 チャンさんは2016年2月に来日。同店で5年間、塗装技術などを学んで帰国後にホイール修理工場を開業する夢を描く。そのため改正で新設される見込みの在留資格「特定技能1号」を取得する予定はない。ただ「多くの外国人にとって、長く日本で稼げるようになるのは魅力的なはずだ」と話した。