1年の無事に感謝 宇都宮・二荒山神社で「冬渡祭」

1年の無事に感謝 宇都宮・二荒山神社で「冬渡祭」

 県都に年の瀬を告げる宇都宮二荒山神社の夜祭「冬渡祭(おたりや)」が15日、宇都宮市馬場通り1丁目の同神社で行われ、神輿(みこし)の行列などを見学に来た多くの人たちが、行く年の無事を感謝した。

 平安時代末期から続くといわれる伝統行事で、1月15日の「春渡祭(おたりや)」と対をなす。

 境内では日中から古いお札やダルマなど縁起物のお焚(た)き上げがあり、この煙にあたると家内安全や無病息災、火災防止などの御利益があるといわれている。家族と共に訪れた市内の主婦大西亜実(おおにしつぐみ)さん(27)は「今年一年、無事に過ごせました」と話していた。

 午後5時ごろからは、「おたりや神輿」が神社の石段を下り、同3丁目の宇都宮パルコ西側の下之宮へ向かった。田楽舞を奉納した後、オリオン通りなど市中心部を練り歩いた。