現役高校プロボクサー、新人王奪取なるか 作新高・赤羽根選手が23日挑戦

 異色の高校生ボクサーが新人王に挑戦する。ボクシングミニマム級の全日本新人王決定戦が23日に東京・後楽園ホールで開かれ、作新高3年の赤羽根烈(あかばねれつ)(18)=壬生町緑3丁目、宇都宮金田ジム=が出場する。現役高校生としては同校初のプロボクサーで、昨年末にプロテストに合格し、ここまで2戦2勝1KO。東日本新人王として挑む一戦に「観客を楽しませるインパクトがある試合をしたい。必ず勝つ」と闘志を燃やしている。

 赤羽根は小学4年生の時から、空手やムエタイ、キックボクシングに取り組む。南犬飼中時代にはボクシングも始め、2014年にU−15全国大会中学生男子40キロ級を制覇。高校入学を機に競技を一本に絞ってボクシング部に所属したが、「早くプロになりたい」と昨年12月にプロ転向した。

 デビュー戦は18歳の誕生日を迎えた今年6月15日。東日本新人王トーナメント2回戦で3−0の判定勝ち。続く準決勝を1ラウンドKO勝ちし、決勝は不戦勝で東日本王者となった。

 全日本新人王決定戦では、西日本王者の井上夕雅(いのうえゆうが)(18)=尼崎亀谷=と対戦する。サウスポーの赤羽根は169センチでリーチが長く、相手は161センチと小柄なため「距離を取って優位に進めたい」。宇都宮金田ジムの金田政二(かねだまさじ)会長も「相手は手数の多い印象だが、パンチ力はこちらが上。冷静に対応すれば勝てる」と同ジム初の新人王誕生に期待を寄せる。

 当日は12階級の新人王決定戦を行い、最軽量階級のミニマム級は午後2時にゴングが鳴る。作新高ボクシング部員も応援に駆け付ける予定。