自宅の石蔵、70年代アイドル尽くしの「昭和の部屋」に改修 宇都宮の男性

 【宇都宮】細谷町の農業、村田幸一(むらたこういち)さん(62)は自宅の大谷石蔵を改修し、1970年代のアイドルのポスターを飾った部屋で当時の音楽を聴く「昭和レトロの部屋」を作った。至福の空間では、天地真理(あまちまり)や朝丘(あさおか)めぐみなど当時人気絶頂だったアイドルたちがほほ笑む。「同じ時代を生きた人たちと楽しみを共有したい」と話している。

 村田さんは還暦を迎えて家の片付けをしていたところ、段ボールの中から高校や大学時代に人気のあったアイドルのポスターを見つけた。「雑誌の明星や平凡の付録。保存していたことをすっかり忘れていた」と話す。

 物を大切にする性分の村田さんはそれらを活用しようと蔵を改修、ポスターや当時のレコード、ステレオ、旅行先のペナントなどを飾ることにした。

 10畳の石蔵の壁いっぱいに掛けられているのは、晴れ着を着た天地真理、小柳(こやなぎ)ルミ子(こ)、アグネス・チャンが並ぶ1974年のカレンダーや浅田美代子(あさだみよこ)の特大ポスターなど。

 レコードは200枚以上ある。レコードに針を落とし「トリオ」のセパレートステレオで、曲を聴くのがお気に入りの時間だという。