朝鮮通信使の関連文化財、15日から公開 日光山輪王寺 「世界記憶遺産」登録を記念

 【日光】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に「朝鮮通信使に関する記録」が登録されたことを記念し、日光山輪王寺は15日から、記憶遺産となった墨書をはじめとする関連所蔵品の展示企画展「アジアのなかの日光山」を境内の宝物殿で開く。来年2月14日まで。

 朝鮮通信使は1636~55年に3回、日光を参詣した。記憶遺産には、当時の史料である輪王寺の墨書1点、日光東照宮の巻子本2点が登録された。

 企画展では、その墨書と入れ物の漆箱など7点を公開する。墨書は通信使が55年の3回目に大猷院(たいゆういん)を訪れた際、奉納した巻物。朝鮮国王の直筆で「霊山法界崇孝浄院」と書かれており、日光や大猷院を示す内容とされる。

 午前8時~午後4時。大人300円、小中学生100円。(問)輪王寺0288・54・0531。