運行管理者資格者証を手にする白楊高の広木さん

 【宇都宮】宇都宮白楊高流通経済科2年の広木結子(ひろきゆいこ)さん(17)が、国家資格の運行管理者試験(貨物)に合格した。同校やとちぎ安全教育センターによると、県内高校生の合格は初めて。広木さんは「将来、国家資格を持っていることが自己PRや自信につながる」と話している。

 同科の1~3年生35人と教員2人は8月、とちぎ安全教育センターが開いた3日間にわたる基礎講習会を受講。実務経験のない人が運行管理者試験を受験するには講習を受けることが必須で、高校生を対象にした講習会は県内で初めてだった。

 同月末、講習会を受けた生徒らが試験に挑戦し、広木さんと教員2人が合格。夏休みの課題や部活動で忙しい中、広木さんは「難しかったが、過去問題を中心に勉強した」という。

 運行管理者の国家資格を持つと、運送業における運転者の行き先や時間、健康状態の指導などを担うことができる。同センターによると、試験は道路交通法などの法律を理解・応用することが求められるという。

 今回、貨物の受験者は全国で3万5619人で、合格者は1万220人。合格率は28・7%だった。