ドローンで雪山捜索訓練 栃木県警、雪崩事故で導入【動画】

ドローンで雪山捜索訓練 栃木県警、雪崩事故で導入【動画】

 那須町で大田原高の生徒、教員計8人が死亡した雪崩事故を受けて、県警は8日、県庁前の県民広場で、新たに導入した小型無人機「ドローン」などの装備を使って、冬山での遭難を想定した救助訓練を行った。

 導入されたドローンは、ズーム・赤外線のカメラを同時搭載し、防水機能もある最新モデル。電波で居場所が分かる「ビーコン」や新たな防寒着など県警山岳警備隊の76人分の資機材と共に9月補正予算で費用2千万円が盛り込まれた。

 訓練は冬山縦走中の2人が滑落して遭難した事故を想定。県や県議会、県警の関係者が視察する中、警務課や機動隊などの37人が参加した。

 離陸したドローンは遭難状況や危険箇所をリアルタイムの映像で配信。連絡を受けた救助班は赤と黒の新防寒着をまとい、ビーコンやスノーショベルなどで捜索・救助活動を行った。

 終了後、機動隊の小池篤史(こいけあつし)副隊長は「新しい資機材でドローンの映像と連携してスムーズな部隊活動ができた。今後も有効活用して迅速的確な救助活動を行っていきたい」と話した。