24年ぶりに全国高校選抜大会出場を決めた今工高ホッケー部

 22日から奈良県ほかで開催されるホッケーの全国選抜大会に、本県男子の今工が24年ぶりに出場する。全国出場5枠を懸けた11月の関東大会で5位に入り、男女の今市とともに出場権をつかんだ。運も味方に悲願を達成した選手に対し、早川悦仙(はやかわよしのり)監督は「チーム一丸で団結力を発揮してほしい」と期待を寄せている。(直井萌乃(なおいもえの))

 関東大会では2回戦で山梨学院(山梨)に0-1で惜敗したが、4チームによる敗者復活トーナメントで2連勝。慶応(神奈川)との決定戦では、相手に押し込まれながらもGK鈴木瞭磨(すずきりょうま)主将が好セーブを連発するなど守備陣が奮闘した。

 1-1のままもつれ込んだシュートアウト(SO)戦では1人目のMF山岸勇也(やまぎしゆうや)、2人目のMF篠崎仙太郎(しのざきせんたろう)が決めて流れを引き寄せ、守護神の鈴木主将が4人中2人のシュートをストップ。最後はFW市川駿弥(いちかわしゅんや)が決め、4-3で勝利をもぎ取った。

 メンバーはわずか13人。選手交代は何度でもできるが、11人制の試合では体力的に厳しくなることが避けられない。それだけに、タイヤ引きや徹底した走り込みなどで選手個々の走力やスタミナ強化を図ってきた。

 全国大会1回戦の相手は今夏の全国高校総体(インターハイ)にも出場した伊予(愛媛)。鈴木やDF横山真吾(よこやましんご)を軸とする粘り強い守備でリズムをつくり、素早い攻撃への切り替えで得点を奪えるかがポイントとなる。DF折笠泰地(おりがさたいち)は「パスワークの精度を高め、少ない好機は必ずものにしたい」と意気込む。

 早川監督は「少人数なので味方を思いやるプレーが大事」と語る。引退を控えた3年生3人の1人である篠崎は「とにかく全力を尽くし、プレーを楽しみたい」と大舞台に胸を高鳴らせている。