パン・アキモト(那須塩原)に環境大臣賞 パンの缶詰下取りで途上国支援

 環境省は4日までに、環境に優しい社会実現を目指した活動を顕彰する第5回グッドライフアワードに、パンの缶詰を製造するパン・アキモト(那須塩原市東小屋、秋元義彦(あきもとよしひこ)社長)の「救缶鳥プロジェクト」を環境大臣賞の最優秀賞に選定した。

 同社は1995年の阪神淡路大震災を機に防災備蓄食として賞味期限3年のパン缶詰を開発した。2009年からパン缶詰「救缶鳥」を販売し、賞味期限が残り1年になると備蓄してあった缶詰を下取りして食糧難の地域や国へ無償提供する同プロジェクトを始めた。救缶鳥は100グラムと200グラム入りがある。

 非政府組織(NGO)日本国際飢餓対策機構などと連携した義援物資の提供は、これまで全国の被災地へ約15万個、国外には約22万個の計約74万食に上り、災害に備えながら国際的な社会貢献を実現する事業を展開している。