栃木SC、3年ぶりJ2復帰 最終戦、沼津と1−1ドロー

 サッカーJ3の栃木SCは3日、静岡県沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で今季最終戦を戦い、沼津と1−1で引き分けた。通算成績16勝12分け4敗の勝ち点60で、優勝は秋田に譲ったものの、2位に踏みとどまり、3季ぶりとなるJ2復帰を決めた。

 勝ち点差1以内に栃木、沼津、秋田の3チームがひしめく大混戦の中、栃木SCが首位で迎えた最終節。勝てば優勝とJ2昇格が決まる栃木SCと、Jリーグ参入1年目で優勝を狙う2位沼津が激突した。

 試合は前半7分に栃木SCが失点。後半も益子町出身のFW西谷和希(にしやかずき)のシュートが相手GKに阻まれるなど苦しい展開の中、後半32分にFWネイツ・ペチュニクが左足で同点ゴール。沼津の反撃を最後まで全員でしのぎ切った。試合終了のホイッスルが響くと、会場の半分を黄色く染めた栃木サポーターが歓喜の凱歌(がいか)を上げた。

 2009年にJ2に参入した栃木SCは、J1昇格を目標に積極的な補強を展開。この結果、13年度に財政が悪化しリーグ脱退の危機にもさらされた。表面化した債務超過は翌年度解消したが、外国人選手を放出するなどチーム力が低下し、15年シーズンにJ2最下位となり、J3に降格した。