台風の忘れ物、絡んだ流木など対応望む声 鹿沼の「ふれあい橋」

台風の忘れ物、絡んだ流木など対応望む声 鹿沼の「ふれあい橋」

 【鹿沼】市内を流れる黒川に架かる歩行者専用の「ふれあい橋」に流木や枝、草などが絡み付き、無残な姿となっている。先の台風21号による増水で流れ着き、手すりの支柱などに付着したままの状態で、安全性の面から通行止めの措置が取られている。市民からは「市の中心部。景観を損ねている」と指摘する声が上がっている。

 ふれあい橋は、上流の府中橋と下流の朝日橋の間にある。低水護岸に架けられており、増水した際は水没する「沈下橋」。2015年9月の関東・東北豪雨で流失したため、現在の橋は県が約2700万円をかけ整備、今年の3月24日に完成した。長さ40・8メートル、幅2・8メートルで手すりが付いており、市が管理している。歩行者のほか、自転車利用者は降りて歩いて渡ることになっている。

 台風21号が通過した10月22、23日に増水し、上流からの流木などが橋本体や手すりの支柱に引っかかった。金属製の手すり支柱は10本以上が曲がった状態。台風22号の影響はなかった。

 今回の増水で緑地公園は土砂が洗掘された場所も多い。管理する市土木課は「台風時はどうしても被害が出てしまう。ふれあい橋は支柱の整備などもあり、もうしばらく時間をいただきたい」としている。