重い病の子の存在知って 写真展「生きる喜び」宇都宮で

重い病の子の存在知って 写真展「生きる喜び」宇都宮で

 重い病気の子どもと家族の日々を切り取った写真展「生きる喜び」(一般財団法人「重い病気を持つ子どもと家族を支える財団」など主催)が31日から、宇都宮大峰ヶ丘講堂で始まる。本県と都内の施設で撮影した約70点を展示する。主催者は「重い病気の子の存在や家族が抱える苦労を知るきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。11月5日まで。

 撮影は国立成育医療研究センター(東京)にある短期入所施設「もみじの家」と、本県開催に当たって新たに宇都宮市徳次郎町で重い障害児の日中一時支援などを行う施設「うりずん」で行われた。

 写真展は「家族写真を撮りたいが、写真館へ行くのが難しい」というもみじの家利用者の声がきっかけ。撮影した写真家広田比呂子(ひろたひろこ)さん(37)は「24時間深夜早朝問わずに続く子どものケアという厳しい現実。それを乗り越えた子への愛と優しさが美しい笑顔になった」と振り返る。