「4年に一度じゃない。一生に一度だ」のキャッチコピーが頭から離れない。

 アジア初開催となるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会まで約290日。ただ、県内では試合開催がないためか、いまひとつ盛り上がりを感じない。

 県は2年前に公認キャンプ地誘致を検討したが、施設条件などを満たせず応募を見送った。もともと高くないラグビー熱が、このことでさらに低くなったように思う。11月に決勝が行われた全国高校ラグビー大会県予選に出場したのは6チーム。競技人口の減少は深刻な問題だ。

 高校時代に大学ラグビーの試合を見て感動し、野球から転身した経験を持つ元日本代表の佐野日大・藤掛三男(ふじかけみつお)監督(51)は「生で見る試合の迫力はすごい。一流選手の技術やスポーツマンシップを多くの人に見てほしい」と願う。

 県協会はW杯の機運を高めるため、来年6月ごろにトップリーグの公式戦誘致を計画している。ラグビーの魅力を広め、未来の代表選手を生み出す「一生に一度」のチャンスを逃してほしくない。