栗山東照宮で例祭 戊辰戦争でご神体「避難」の伝承

 【日光】野門(のかど)自治会が主催する恒例の栗山東照宮例大祭が29日、同所で行われた。地域住民ら10人が神事に参加し、無病息災や家内安全を祈願した。

 「家康(いえやす)の里」として知られる野門地区には、戊辰戦争の際に戦火を避けようとした旧幕府軍側の会津藩関係者が、日光東照宮から徳川(とくがわ)家康像のご神体など持ち出し、同地区の小栗家に託したという伝承が残る。

 この伝承を世間に周知しようと、1970年に地元有志が栗山東照宮奉安殿を建立し、ご神体などを安置。近年は10月の最終日曜日に例大祭を実施している。