オリオン通りが「夜の街化」 飲食店、10年前の3倍に

オリオン通りが「夜の街化」 飲食店、10年前の3倍に

 【宇都宮】89軒の店が並ぶオリオン通り商店街(1階店舗部分)のうち、飲食店の占める割合が10月現在で41軒、約46%に上り、10年前と比べ約3倍に増えたことが下野新聞社の調べで分かった。特に居酒屋などが増加し、商店主や利用者からは「夜の街が活気づいてきた」との声が上がる。一方、日中営業する物販店が飲食店と入れ替わって“夜の街化”し「昼のにぎわいが薄れる」との懸念も聞こえてくる。

 調査は、宇都宮まちづくり推進機構の空き店舗調査資料を基に実施。対象はオリオン通り沿いの1階店舗のみで、2階以上や地下、周辺店舗は含まない。

 店舗は飲食店と物販店やその他専門店で分類。2007年11月時点で飲食店の店舗数は98軒中16軒で約16%だったが、現在は89軒中41軒で約46%となった。

 中でも曲師(まげし)町では居酒屋などの新規出店が目立つ。オリオン通り曲師町商業協同組合の長谷川正(はせがわまさ)理事長(70)によると、飲食店は2、3年前から増加傾向にあるといい、「空き店舗に飲食店が入り夜の街がにぎわってきたことで、飲食業者の出店意欲が強まったのではないか」と推測する。