1日3時間半、栃木県の女性が家事に携わる時間 男性は43分 16年社会生活調査

 本県女性が家事に携わる時間は1日3時間30分で、男性の43分の約5倍に上ることが28日までに、総務省がまとめた2016年社会生活基本調査で分かった。11年の前回調査と比較すると、女性が5分、男性が4分それぞれ長くなった。全国平均は女性が3時間28分、男性が44分。全国的に女性活躍推進の機運が高まる一方で、女性の家事負担が依然として大きい現実が浮き彫りとなった。

 調査は国民の社会生活の実態を明らかにするため、5年に1度実施している。今回は16年10月20日時点で、全国の10歳以上の約20万人を対象に、睡眠や仕事、趣味などの時間を調査した。家事には育児や介護も含まれている。

 本県男女の家事関連時間を年齢別に見ると、女性は35~44歳が4時間36分で最長。45~54歳が4時間30分、55~64歳が4時間24分で続いた。この三つの年齢層では前回調査に比べ11~27分長くなった。同年代の男性は35~44歳が45分、45~54歳が39分、55~64歳が43分だった。

 一方、25~34歳女性は3時間29分で前回調査に比べ34分短くなった。25~34歳男性は40分。この年代の女性で時間が短縮したことについて、県人権・青少年男女参画課は「結婚や出産をしても仕事を続ける女性が増えているためではないか」とした。