JR宇都宮線、25日始発から通常運行 送電トラブル、24日は234本運休

 23日に発生した埼玉県久喜市内のJR宇都宮線の架線送電トラブルで、JR東日本大宮支社は24日も復旧作業のため、通常の2~7割と大幅に本数を減らして宇都宮線を運行した。区間運休を含め上下線計234本が運休し、約20万人に影響した。終日運転を見合わせた湘南新宿ラインなども含め、25日は始発から通常ダイヤに戻る予定。送電トラブルの原因は台風の影響も含め調査中という。

 JR宇都宮駅では早朝から通勤、通学の利用客に影響が出た。上野駅行きなどの上り線は大宮駅、古河駅止まりに変更。東京方面に向かう乗客のため、東北新幹線への振り替え輸送による対応が行われた。

 同駅構内にはおわびが張り出され、早朝から会社員らが運行の見通しを駅員に問い合わせたり、駅員が運行状況のアナウンスを繰り返したりした。

 通勤で久喜駅に向かう宇都宮市富士見が丘、会社員高橋美裕(たかはしよしひろ)さん(39)は、23日も宇都宮駅から乗車したが、雀宮駅、小金井駅で足止めされ、結局出社できずに帰宅した。「今日も遅れるのは確実。仕方ないが、もう少し事前の詳細な情報がほしい」と苦笑い。上司や同僚に遅れを知らせるため、スマートフォンで写真を撮っていた。