読書通帳11月から本格運用 内容リニューアルし表彰も 那須塩原市

 【那須塩原】市内図書館の利用促進を図ろうと昨年冬に試行導入した、預金通帳のように読書履歴を記録できる「読書通帳」のニーズが低下傾向にあるとして市は11月1日から、通帳の内容をリニューアルした上で本格運用を始める。従来の市内図書館3館に加え新たに13分室で配布、100冊を記録した人には表彰も行う。市内の図書館利用者数が低迷する中、市教委生涯学習課は「読書に親しむ機会を増やしてもらえたら」としている。

 読書通帳はA6判、12ページ。1通帳で20冊の読書を記録できる。利用者から「読書感想を記入する欄を増やしてほしい」などの要望が寄せられたことから、従来の本の貸し出しレシートを貼付するだけものから、新たに本のタイトルや日付、感想欄に加え、3段階の書評記入欄も設けた。

 市教委生涯学習課によると、市民のうち2割の図書館利用が目安といわれる中、「那須塩原市は15%程度」と低迷している。2016年度の西那須野、黒磯、塩原の市内3館の利用者数は延べ約12万3千人。12年度に指定管理者制度を導入し、翌13年度は13万人台を記録したものの、近年は約12万人台と横ばいが続く。