ミヤコタナゴ、前年比48匹減の227匹 矢板・山田地区

ミヤコタナゴ、前年比48匹減の227匹 矢板・山田地区

 【矢板】国指定天然記念物の小型淡水魚ミヤコタナゴの生息状況を確認しようと、市教委と山田ミヤコタナゴ保存会は24日、山田地区の生息地で調査を行った。ミヤコタナゴは前年度比48匹減少し227匹で3年連続の減少だったが、参加した県水産試験場担当者は「過去6年間の記録から見ると自然増減の範囲内」との見解を示した。

 調査は、池の全生息物を調べて年度ごとの生息物の変化を把握する目的で2001年度から年1回行っている。保存会は山田地区の住民らで組織し、年2回の草刈りをしている。

 調査には保存会や、山田行政区役員、泉小の児童ら59人が参加。広さ180平方メートルほどのため池の水を抜きながら、体長3~6センチのミヤコタナゴや、ミヤコタナゴが産卵するドブガイといった生き物を網で採集した。

 調査の結果、ミヤコタナゴのオス76匹、メス104匹、稚魚47匹を確認した。天敵とされるアメリカザリガニは753匹だった。