【電子号外】与党310、自民大勝 衆院選・各党議席確定

 第48回衆院選は23日午後、各党の獲得全議席が確定した。自民、公明両党は計310議席となり、定数の3分の2(310)を確保した。自民党は281議席に達し、国会運営を主導できる絶対安定多数(261)を単独で上回る大勝。立憲民主党は54議席で公示前の16議席から3倍以上となり、野党第1党に躍進した。希望の党は50議席と公示前から7減。共産党は12議席、日本維新の会は11議席と低調だった。

 台風21号の影響で愛知、三重、兵庫、山口、愛媛、佐賀、宮崎、沖縄8県の計12自治体で開票作業がずれ込んだ。比例代表東海ブロックの自民党議席の当選者が未定。23日中に決定し、全議席の当選者が確定する見通しだ。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は党本部での記者会見で「(与党過半数との)目標を大きく上回る力強い支持を国民から得た」と強調。11月1日に特別国会で第98代首相に指名され、第4次内閣を発足させる。

 公明党は29議席で公示前から6減。社民党は2議席、日本のこころは議席を得られなかった。無所属の当選は26人と現行の小選挙区比例代表並立制で最多。自民党は当選した無所属3人、立憲民主党も無所属1人をそれぞれ追加公認した。

 立憲民主党は1955年以降で最小勢力の野党第1党となる。これまで最小は2012年衆院選で野党に転落した民主党の57議席だった。

 比例代表の議席は自民党が66、希望の党32、公明党21、共産党11、立憲民主党37、日本維新の会8、社民党1となった。

 佐賀県唐津市や沖縄県南城市などの23日の開票作業を受けて、投票日の22日から持ち越していた佐賀2区や沖縄4区の小選挙区2議席が決まった。

 総務省によると、衆院選の投票率は小選挙区、比例代表とも53・68%。戦後最低だった前回14年衆院選に次いで戦後2番目に低かった。

【号外】自民大勝、与党310(2017年10月23日)

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