世界の王者 宇都宮に コンタドール選手が初参戦 ジャパンカップ 

 世界的英雄の走りに“輪都”宇都宮が沸いた。世界三大ロードレースを完全制覇したアルベルト・コンタドール選手(スペイン、トレック・セガフレード)が21日、宇都宮市大通りで行われたジャパンカップクリテリウムに初参戦し、沿道を埋め尽くした4万8千人を魅了した。

 今季限りでの引退を表明し、8月のブエルタ・ア・エスパーニャで一線を退いたばかり。現役ラストイヤーに初来日し、その雄姿を現すと、観客のボルテージは最高潮に。レース前に大会実行委員長の佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長から花束を贈られ、「大切なレース。精いっぱい走りたい」と3連覇が懸かる同僚別府史之(べっぷふみゆき)のアシストを誓った。

 その言葉通り、レースでは集団を先頭で引っ張り、何度も見せ場をつくった。悲願成就はならなかったが「たくさんのサポートをありがとう。必ずまた日本に戻って来る」と約束した。