栃木県内アーティストの復興支援活動一冊に 宇都宮、ライター三上さん出版 海岸林再生へ「木を植える音楽プロジェクト」

 【宇都宮】県内のアーティスト11組が、東日本大震災で被害を受けた福島県いわき市の海岸林再生を支援する「木を植える音楽プロジェクト」を広めるため、中岡本町、フリーライター三上美保子(みかみみほこ)さん(41)はこのほど、その活動内容をまとめた本「木を植える音楽」を出版した。約2年かけてまとめた三上さんは「復興に向けて活動している人の思いや音楽を言葉でつなげたい」と話している。

 同プロジェクトは2013年、西原3丁目でカフェ「2tree cafe」を営んでいた倉本祐樹(くらもとゆうき)さん(34)の呼び掛けで始動。同店でライブを開いた経験のある11組が「未来」、「自然」をテーマに手掛けた曲をアルバムにし、CD1枚を売り上げるたびクロマツの苗木10本分の資金としてNPO法人トチギ未来基地(塚本竜也(つかもとたつや)理事長)に寄付している。

 本の出版は、同プロジェクトに賛同した三上さんと、水戸市のデザイン会社が運営する出版社「ゆたり出版」が企画した。三上さんは11組が曲に込めた思いなどをインタビューや座談会形式で取材。同出版社のサイトで連載した記事などを一冊にまとめている。

 四六判変形。144ページ。1200円(税抜き)。(問)同社029・241・9216。