こだわりのふぐ料理や日本酒が楽しめる

 宇都宮市役所の西口前、イチョウ並木の中で一つの看板が明るくともっている。前身の鮮魚店から数えて半世紀以上、その場所にたたずむ割烹(かっぽう)「うおよう」を訪ねた。

Web写真館に別カットの写真

 どこか懐かしさが漂う落ち着いた店内で、店主の森一郎(もりいちろう)さん(49)とその母幸子(さちこ)さん(71)が温かく迎えてくれた。

 注文したのはリーズナブルな値段と銀座で修行した店主の確かな腕前で人気という「酒の肴(さかな)セット」(税込み2千円)。

 新鮮なヒラメのお造り、西京みそを使った和風グラタン(同600円)など、運ばれてくる自慢の料理たちがゆっくりと空腹を満たしていく。

 お酒のメニューは日本酒中心。四季桜、旭興、鳳凰美田など、取りそろえられた本県の地酒が料理と合わさり、お互いのうまみを引き立て合う。

 「うちはふぐが特にお薦めなんだよ」と森さん。これは頂かない訳にはいかない。少し背伸びをして、ふぐ刺し(税込み2500円)を注文した。幸子さんによると、ふぐは繊維がきめ細かなため、2、3切れを口に含み、食感を楽しむのがポイントなのだとか。

 森店主は「鍋を食べて心も体も温まってほしい」と、ふぐちりを中心とした「ふぐセット」(要予約、税込み5千円~)もお薦めする。寒さが日ごとに増していく今日この頃、ぜひともまたお邪魔したい。

◆メモ 宇都宮市一条1の1の6▽営業時間 午後5~11時(ラストオーダー10時)▽定休日 日、祝日(要予約で営業可)▽(問)028・633・0548