【鹿沼】市議全員で構成する市議会の第9回新庁舎整備検討特別委員会(増渕靖弘(ますぶちやすひろ)委員長)が8日、今宮町の御殿山会館で開かれ、先の委員会で決定した新庁舎の建設場所を問う全戸アンケートの中止を賛成多数で決めた。実施費用が捻出できないため。

 同委員会は建設位置などで委員(議員)の意見が二分しているため、住民アンケートの実施を多数決で決定。内容は場所について「現在地今宮町」「上殿町下水道事務所西側」「分からない」からの選択だった。

 議会便りと一緒の配布を見込み、費用は印刷代、返信用切手代などで144万円と想定。1月26日、関口正一(せきぐちしょういち)議長らが佐藤信(さとうしん)市長に実施費用の予算措置を要望した。だが佐藤市長は「建設場所は決定済みで基本設計のプロポーザル業者も決定している。再度市民に問う考えはない」と回答。議会に予備費的なものはなく中止に追い込まれた。