今シーズン見納めの日に滝の水が止まった「おしらじの滝」=30日午後、矢板市下伊佐野(山の駅たかはら提供)

 めったに水が流れない“まぼろしの滝”のはずが2カ月近く水が落ちていた矢板市下伊佐野の「おしらじの滝」で30日、滝近くの駐車場へ通じる県道の冬期通行止めに合わせるかのように、流れが止まった。連日滝を見てきた山の駅たかはらの職員が確認した。

 滝は高さ約15メートルで、条件がそろうと滝つぼが青く輝く。水は台風24号が過ぎた10月1日から流れ始め、11月29日まで続いた。関係者からは「まぼろしと言えない状況」との声も上がるほどだった。

 滝近くの県道は、30日正午から来年春まで冬期通行止め。今シーズン見納めの日に合わせるかのように、「本来の姿」に戻った。

 水が止まったのを確認した山の駅職員梅原浩(うめはらひろし)さん(65)=矢板市東町=は「波が立たない(滝つぼの)姿もきれい。来春にまた多くの人を楽しませてほしい」と期待を込めた。