大黒像の仕上がり具合を確かめる平沢さん(左手前)と白井さん

 【那須】芦野石を使った大きな大黒像を漆塚の石彫師、平沢政彦(ひらさわまさひこ)さん(43)が制作し12月上旬、日光市山内の日光二荒山神社へ奉納する。4月下旬から原石選びを始め、ノミとチョウナと呼ばれる道具を使い半年以上かけ完成させた。同神社の天皇陛下即位30年を祝う記念行事の一環として鳥居周辺に設置され、新たなシンボルとして正月の参拝客を出迎える予定。平沢さんは「実際に触れてもらい、大黒様のような笑顔で一緒に写真を撮ってもらえたら」と話している。

 大黒像は高さ約1・6メートル、幅1・4メートル、奥行き約1メートルの大きさで、重さは約2トンに及ぶ。大黒像は俵の上に乗っている姿が一般的だが、平沢さんが制作した大黒像は大きな宝袋の上に丸みを帯びた体でどっかりと座り、福福しい笑顔を浮かべている。