障害者から入場料を誤徴収していた観光施設「平家の里」=28日午後、日光市湯西川

 日光市営の観光施設「平家の里」(日光市湯西川)が、市の条例に基づき本来は無料とすべき障害者らの入場料を誤って徴収していたことが28日、市などへの取材で分かった。施設の指定管理者の認識不足や市の確認不足が原因となり、条例が施行された2011年以降、誤徴収が続いていたとみられる。市は正確な記録がなく、誤徴収の人数や金額は把握できないとしている。同様の誤徴収がないか、他の施設の確認を進める。

 市によると、施設は1985年に旧栗山村が開設し、2006年から湯西川地区住民でつくる指定管理者「平家の里湯西川協同組合」が運営。平家落人伝説の伝承拠点として知られる。17年度は約7万1千人が来場していた。

 市は11年4月施行の条例に基づき、市内約80カ所の公共施設で、障害者と同伴者1人の利用料などを免除している。同組合は施行前の内規のまま身体障害者手帳1~4級の保持者の入場料(高校生以上は510円)を半額や100円引きにし、他の障害者や同伴者からは全額徴収していた。