男子白鴎大の司令塔となる長島

関東大学女子リーグ3点シュート王の白鴎大の上田

堅守を武器にファイナルラウンド進出を目指すブレックス=11月24日の川崎戦から

男子白鴎大の司令塔となる長島 関東大学女子リーグ3点シュート王の白鴎大の上田 堅守を武器にファイナルラウンド進出を目指すブレックス=11月24日の川崎戦から

 平成最後の日本一を決める「第94回天皇杯・第85回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」(日本バスケットボール協会主催、下野新聞社など共催)は12月1、2の両日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)など8会場で2次ラウンドを行い、ファイナルラウンド(来年1月10~13日・さいたまスーパーアリーナ)に進む男女各8チームが決まる。

 1次ラウンドを勝ち上がるなどした男子31チーム、女子25チームが3、4回戦を行う。本県からは初優勝を目指すB1栃木ブレックスと男女の白鴎大が出場。白鴎大にとっては12月10日に開幕する全日本大学選手権大会(インカレ)への試金石となる。

◇白鴎大男子

 男子の白鴎大は3回戦でB1中地区首位の新潟と対戦する。格上相手となるが高間龍之介(たかまりゅうのすけ)主将は「プロ相手にも引かず、チャレンジャーとして立ち向かう」と学生の意地を見せるつもりだ。

 白鴎大は攻守の素早い切り替えから速攻を仕掛ける“走るバスケ”が持ち味。また、ハーフコートではシューター高間、210センチのイブラヒマらを使いながら、司令塔の長島蓮(ながしまれん)が速いテンポで試合をつくる。今季の関東大学1部リーグは6位に終わったが、控え選手の成長などもあり選手層は確実に厚くなっている。

 新潟はインサイドに強い長身選手と五十嵐圭(いがらしけい)ら経験豊富なベテラン選手をそろえ、高い攻撃力を誇る。

 今季から白鴎大の指揮を執る元ブレックスの網野友雄(あみのともお)監督は「ゴール下を止めるのが難しい分、外のガード陣を自由にしない。関東リーグでは失点が多かったので、1対1の強さや泥臭さを見せてほしい」と選手の奮起に期待する。

◇白鴎大女子

 女子の白鴎大は女子日本リーグ(WJBL)の2チームに挑む。3回戦で山梨と対戦、勝てば前回8強の三菱電機と4回戦を戦う。三木里紗(みきりさ)主将は「全員がベンチ入りして戦うのはこれが最後。相手がどうであれ自分たちは勝ちに行くつもり」と意気込み十分だ。

 選手を入れ替えて守備を徹底し、積極的に走って攻めるのが白鴎大の必勝パターン。180センチ台の選手をそろえ、高さを生かした攻守も武器だ。

 今季関東大学リーグは準優勝。3点シュート王に輝いた上田祐季(うえだゆうき)、187センチのソハナら主軸に加え、リーグ戦では全選手に出場機会を与え、チームの底上げに成功した。

 3回戦の相手となる山梨は平均170センチ。外からの攻撃には警戒が必要で、1対1の守備やリバウンドでどれだけ強さを発揮できるかが勝利の鍵になりそう。インカレを見据え、佐藤智信(さとうとしのぶ)監督は「インサイド陣がゴール付近を支配できれば」と青写真を描く。

◇ブレックス

 ブレックスは3回戦で実業団の黒田電気(東京)、4回戦では白鴎大-B1新潟の勝者と戦う。悲願の初優勝に向けて安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督は「自分たちの力をしっかり出せる準備をしたい」と静かに闘志を燃やす。

 竹内公輔(たけうちこうすけ)がワールドカップアジア2次予選のために出場できない可能性があり、空いた穴を総力戦で埋めたい。ライアン・ロシターは「白鴎大に頑張ってほしいが、新潟になれば(ダバンテ・)ガードナー選手、外から打てる(ラモント・)ハミルトン選手に警戒したい」と話す。