23日に開かれた説明会の参加者は、町議2人を含む3人だった

 庁舎整備を検討している塩谷町は23~25日夜、町庁舎整備基本構想案について町民説明会を町内3カ所で開いた。しかし想定外に参加者が少なく、23日は3人、25日は0人で中止する事態となった。町が町民へ説明会開催を知らせたのは11月に入ってからで、周知不足が原因とみられる。多額の事業費となる町の一大事業だが町民との距離感が露呈した格好で、住民の関心度を高めるだけでなく町側の周知方法も課題になりそうだ。

 23日午後7時。大宮コミュニティーセンター2階の会議室には70脚ほどのパイプ椅子がずらりと並んだ。

 ところが出席者は男性1人と町議2人のみ。説明後に不明な点を問われ男性がこう切り出した。

 「この参加人数で説明会は成立するんですか」

 鈴木修司(すずきしゅうじ)町庁舎建設準備室長は「周知が行き渡らなかったのは反省している。十分説明した状況にはならないので内容をいろいろな機会に情報提供したい」と険しい表情だった。