世界一のお墨付きといえば「ギネス」-。多くの人がそう思うのではないか。県内では、世界最長の並木道と認められた日光杉並木街道が代表的な例だろう。世界の名だたる並木道を抑えての認定は「世界の日光」に新たな魅力を添えた▼ギネスブックのホームページをみると、さまざまな世界記録があることが分かり興味深い。例えば、埼玉県行田市でつくられた田んぼアートの面積世界一や、バラのまちをうたう広島県福山市の「同時にブーケを贈り、受け取った最多ペア数」の記録など。いずれもまちおこしへの挑戦だ▼宇都宮市が初めてギネス認定を受けたのも、カクテルの街ならではの“珍記録”である。市民50人が先月、カクテルジュース入りのグラスを3分間にリレー方式で計62回乾杯して飲み干し、世界一と認められた▼「住めば愉快だ宇都宮」。市が誇る食や産業、観光などの魅力をこんな統一ロゴでPRする同市の都市ブランドづくりは、2008年度に策定された指針に基づきスタートした▼「市民には誇りを、市外の人には市への憧れを持ってもらいたい」。宇都宮ブランド推進協議会の古池弘隆(こいけひろたか)会長は先日の講演でこう力説した。市民参加の世界一への取り組みもこんな狙いがあった▼さらに魅力を磨くため、宇都宮を象徴する愉快な二の矢、三の矢を待ちたい。