「くるり棒」を使って昔ながらのソバの実脱穀に挑戦するツアー参加者

 【鹿沼】滞在型グリーン・ツーリズムの可能性を探るためのモニターツアーが22、23の両日、市内で行われた。ソバの実の脱穀やそば打ち体験にも挑戦。参加者は農家で1泊しながら食と農業と懐かしい田園風景を満喫した。

 ツアー名は「暮秋のかぬま そばの里を訪ねて」で県が主催し、とちぎ協働デザインリーグが企画。農村の魅力を知ってもらうため「農泊」を組み込んだ。

 参加者は東京都、千葉県の6人で、初日は市花木センターで盆栽作り体験、紅葉狩りを兼ね神社仏閣やつつじの湯に足を運んだ。

 2日目は宿泊した中粟野の大塚香(おおつかかおる)さん(70)宅の庭先で昔ながらのソバの実の脱穀を行った。大塚さんと妻の初江(はつえ)さん(68)が「くるり棒」の使い方を見せ、参加者が挑戦。「初めて見た」という人がほとんどで最初は戸惑いながらも、こつをつかむと棒がうまく回転した。また穀粒を選別する貴重な1955年製の唐箕(とうみ)なども実際に動かした。その後、彫刻屋台なども見学した。