日光市の財政は2027年度で収支が逆転し、赤字に転落する見通しであることが21日までに、同市の長期財政収支見通し(18~30年度)で分かった。毎年、1千人弱が減る深刻な人口減少や、合併に伴う国の財政支援措置の終了などで歳入が減るのが主な要因だ。人口減少や合併による恩恵の終了といった共通の悩みを抱える県内市町にとっても、看過できない厳しい見通しとなった。

 日光市はこうした将来的危機を避けるため、新たな財源の確保を急いでいる。

 同市が長期的見通しを示すのは初めて。現行制度や現時点で判明している制度改正、15年度策定の「市人口ビジョン」による将来人口、19年10月に予定される消費税引き上げを踏まえて予測した。