京都市交通局は21日、路線バスに乗ろうとした小学生を無視した上、転倒したのを確認したのに放置したとして、市バスの男性運転手(34)を停職6カ月の懲戒処分とした。運転手は同日付で依願退職した。

 交通局によると、8日午前8時20分ごろ、京都市東山区のバス停で、ドアが閉まるのと同時に小学4年の男児が駆け寄り、バスの乗車口脇のブザーを押し乗る意思を示したのに、発車させた。男児はブザーを押したまま数メートル歩き、縁石につまずいて転び、脚に軽傷を負った。運転手は、けがの有無を確認せず運行を続けた。