新たに導入した金属3Dプリンター設備=足利市

 航空機部品製造のエアロエッジ(足利市寺岡町、森西淳(もりにしじゅん)社長)は、金属3Dプリンターを活用して航空機のジェットエンジン部品などの加工技術の研究開発に乗り出す。経済産業省の2018年度戦略的基盤技術高度化支援(サポイン)事業で補助を受け、金属3Dプリンターを導入した。

 同社は仏大手の航空機エンジンメーカー向けに、難削材のチタンアルミ(TiAl合金)を精密切削した新型ジェットエンジンのタービンブレード(回転翼)の量産化を進めている。

 一般的に、形状が複雑な部品を工作機械で切削量産する際、品質の均一化が難しく、溶接などの接合と組み立て工程も必要という。一方、規格や基準の厳しい航空機部品でも、欧米では3Dプリンターによる金属粉体の積層技術で製造した部品の採用例が出ている。