初めて織り上げた結城紬の反物と沢田さん

 【小山】市が2人目の「紬(つむぎ)織士」として本年度職員採用した沢田浩位(さわだひろえ)さん(23)が地機(じばた)織りで反物1反を仕上げ完成させた。自身初となる反物は、本場結城紬検査協同組合の検査に合格した。

 沢田さんは4~6月に県紬織物技術支援センターで研修を受け、現在は高椅(たかはし)の「坂入染店」で伝統工芸士から地機織りや染色などの指導を受けている。

 初めて製作した反物は、ピンクや黄色など7色の糸を使った格子柄。縦約14メートル、横約38センチで製作実日数は69日間。きれいな格子柄を作るためには左右均等に力を入れ、縦糸に対し横糸を平行に織り込む必要があるが、「最初は力が偏ってしまい糸が平行にならなかった」と振り返った。