ランニングする近代五種ハンガリー代表チームの選手ら=20日午前10時10分、栃木市総合運動公園陸上競技場

 2020年東京五輪の事前キャンプ地視察を兼ねたハンガリー近代五種協会のトレーニングキャンプが20日、栃木市を拠点に始まった。同国代表チームの選手とコーチ計23人が30日まで約2週間滞在する。同協会はキャンプを通して練習環境などを確認し、東京五輪で利用するかを判断する。

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 近代五種はフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(ランニングと射撃)の5種目で争う複合競技。ハンガリーは1952年ヘルシンキ五輪以降、個人と団体で計10個の金メダルを獲得した強豪国。本県は同国のホストタウンとなっており、視察を受け入れた。

 選手13人とコーチ10人は19日に本県入りした。20日は栃木市総合運動公園で水泳など4種目、クレイン栃木(野木町)で馬術に汗を流した。88年ソウル五輪男子個人の金メダリストで、男子ヘッドコーチのマルティネク・ヤーノシュ氏(53)は「雪の降り始めた自国に比べて、日本はいい気候。2週間じっくりトレーニングに打ち込み、馬の状態や食べ物、地の利を検討して決めたい」と話した。

 また下野市(旧石橋町)出身の黒臼昭二(くろうすしょうじ)監督(46)率いる日本代表チームも合同トレーニングを実施。黒臼監督は「地元で海外選手と練習できる機会はなかなかない。いい刺激になる」と話した。