政務活動費(政活費)が交付されている県議会と県内16市町議会のうち、インターネット上で領収書を公開しているのは、半数以下の8議会にとどまっていることが18日までに、下野新聞社の県内議会アンケートで分かった。この他、1議会が年内に公開予定、3議会が検討中だが、県議会や宇都宮市議会など5議会は検討の議論自体が進んでいない。視察報告書や出納簿といった関係資料までネットで掲載している議会もあり、公開度の進み方に差が出ている。

 政活費の領収書を巡っては、議員の大量辞職に発展した富山市議会のケースをはじめ、全国で改ざんなどの不正が後を絶たない。ネット公開は簡単に内容を確認できることから、支出の透明性を確保しようと全国的に増加傾向だ。

 県内では2016年11月、矢板市議会が最初にネット公開に踏み切った。他に実施しているのは栃木、佐野、鹿沼、真岡、那須塩原、茂木、野木の各市町議会。いずれも領収書とともに支出の内訳を記載した報告書も公開している。

県内議会の政務活動費領収書のネット公開状況
議会名 公開状況
県     ×
宇都宮   ×
足利 今年中に公開予定
栃木    ○
佐野    ○
鹿沼    ○
小山    ×
真岡    ○
矢板    ○
那須塩原  ○
上三川 公開の方向で検討中
益子    ×
茂木    ○
市貝   検討中
芳賀    ×
壬生 公開の方向で検討中
野木    ○
日光、大田原、さくら、那須烏山、下野、塩谷、高根沢、那須、那珂川の各市町議会は政活費制度なし