東京電力福島第1原発の3、4号機の中央制御室で計器を見る関係者=15日、福島県大熊町

 東京電力福島第1原発事故の発生当時、最前線で対応に当たった3、4号機の中央制御室に共同通信の記者が18日までに報道機関として初めて入った。事故から7年8カ月が経過したが、室内はほぼ手付かずのままで、原子炉内の水位を測る計器の近くには手書きの数字が書き残されるなど、当時の生々しい様子が見られた。

 中央制御室は原子炉やタービンなどの運転をコントロールする部屋で3、4号機の原子炉建屋の間の建物内にあり、両号機を監視、制御していた。事故当時、10人程度いた当直が原子炉の緊急停止や炉内の水位を確認するなど対応に追われた。