フランス・ベルサイユで開かれた国際度量衡総会=16日(共同)

 フランス・ベルサイユで開催中の国際度量衡総会は16日、重さの単位キログラムの定義を130年ぶりに変更することを決めた。来年5月20日の世界計量記念日に合わせて基準のキログラム原器を廃止し、物理学の定数を用いて計算する方式にする。1キロの重さはこれまでと全く変わらない。

 新定義には日本の産業技術総合研究所(茨城県つくば市)も貢献した。

 重さ1キロは1889年以降、パリ郊外の国際度量衡局が保管する金属製の分銅である原器が基準とされ、各国に複製を配布、利用してきた。

 厳重に保管していても原器にごくわずかな汚れや傷が付く恐れがある。