【足利】「あじさい寺」として知られる江川町の吉祥寺(本橋亮信住職)で、青や紫、白など色とりどりのアジサイが見ごろを迎えた。23日は恒例の「弁天まつり」が始まり、家族連れなどでにぎわった。
同寺は、足利源氏5代の頼氏公が創建したとされる古刹。境内に迫る山の斜面一帯に植えられたアジサイは「墓地に眠る故人がゆっくりと花見ができるように」と、25年前に植栽された。約700平方メートルに15種、1500株が植えられている。
数年前にはイノシシに荒らされ、大量に枯れるなどの被害が出たが、住職らが植え直し、アジサイの群落がよみがえった。山の斜面沿いに整備された遊歩道を登ると、市東部の街並みを眺めることもできる。
弁天まつりは24日まで開かれ、けんちん汁の無料配布や、午後2時からはオカリナや琴の演奏会などが開かれる。見ごろは今月末まで。問い合わせは同寺電話0284・42・6006。