【益子】県内有数の葉タバコ産地である町内で、高さ約1・8メートルに育った葉タバコが淡いピンク色の花を咲かせ始めた。十分な養分を葉の方へ回すため、花は咲き始めてから間もなく摘み取られる。
県葉たばこ耕作安定協議会(渡辺重雄会長)によると、町内の生産農家数は、廃作が進められた昨年度から6割減り、本年度は21軒。町北部と南部の計約40ヘクタールで、主要品種の一つ黄色種を栽培している。
2月に種をまき、葉が黄緑色に変わり始める6月上旬に収穫が始まる。それからやや遅れて開花するが、ことしは春先の低温などの影響で、生育は例年より1週間ほど遅れているという。
直径2センチほどのピンク色の花が並ぶ小泉地区の畑では、花芽を摘み取る芯止め作業が進む。収穫作業は8月末まで続き、放射能測定を重ね、出荷されるという。