「窯変米色青瓷大壷」(高さ36・8センチ、径36・7センチ)

 米色と青い色が一つの陶肌に広がる美しい世界-。那須町在住の陶芸家峯岸勢晃(みねぎしせいこう)さんは独自の新しい表現を「窯変米色青瓷」と名付け、14~22日に栃木市の満福寺客殿2階広間で開く「峯岸勢晃 青瓷展」で初めて発表する。

 釉薬(ゆうやく)の中の鉄分を還元させると青や緑系の色となり、酸化させると黄色みが出る。炎のコントロールは難しいため、米色瓷や青瓷の単色になることがほとんど。峯岸さんは20年ほど窯変青瓷の挑戦を続け、両方の色が出た作品がことし6月に焼き上がった。

 「窯変米色青瓷大壷」には、単色がはっきりと出た部分と色が混ざった部分がある。峯岸さんは「イメージ以上のものができてびっくりしている」と話す。