来年4月に任期満了となる栃木市長選を巡り、出馬の意思を固めていた元県議の団体役員琴寄昌男(ことよりまさお)氏(56)=栃木市大町=は29日、栃木市万町の市役所で記者会見を開き、「勇気と希望を持って臨む」などと無所属で立候補することを正式に表明した。

 琴寄氏は1市5町の合併による市政運営について「市民の中には『合併して良かったと言える状況ではない』という意見がたくさんある」と指摘。「持続可能な自治体、県南の中核市を目指すためには、まずはこの合併を成功させなければいけない」と強調した。

 また基本政策に(1)市民の声に耳を傾け政策の再構築を行う(2)1市5町の特徴を生かし均衡ある発展を目指す-などを挙げた。

 琴寄氏は栃木市議1期を務めた後、2003年の旧栃木市長選に立候補して落選。県議2期目の途中だった14年の前回市長選に出馬し、落選した。

 市長選は現職の鈴木俊美(すずきとしみ)氏(67)が3選に向けて出馬表明しており、両氏以外にも立候補を模索する動きがある。