築500年の民家でもちつきを体験する留学生たち

 【小山】イチゴ摘みや地元料理を楽しんでもらう市主催の「農泊」のモニターツアーが10、11の両日、市内で初めて行われ、都内の留学生30人が参加した。留学生たちは農家に宿泊しながら地域の魅力を体感。市は今回のツアーを踏まえ、新年度から本格的な農泊事業を展開し、地域活性化につなげたい考えだ。

 農泊は農山漁村の生活を体験する滞在型旅行。空き家や耕作放棄地が増える中、農村の原風景や古民家など地域資源を有効活用する農泊は、農業と観光を連携させた新たな事業として注目されている。市は観光客のニーズや農家の受け入れ態勢などの構築を目指してモニターツアーを行った。

 参加したのは都内の日本語学校で学ぶ香港、台湾、中国、マレーシアなど8カ国の女性20人、男性10人。受け入れ先の農家は5軒。留学生たちはいちご摘みのほか、温泉や結城紬(つむぎ)の着物の着心地体験などの観光や市産食材を使った食事を楽しんだ。

 築500年という下国府塚(しもこうつか)、農業岸嘉彦(きしよしひこ)さん(65)宅には7人が宿泊。11日は留学生たちがきねとうすを使って餅つきに挑戦した。