渡良瀬遊水地第2調節池とその周辺で連続13日間確認されたコウノトリ=8月29日午前11時(小山市提供)

 【小山・栃木・野木】8月から9月にかけて、国の特別天然記念物のコウノトリが渡良瀬遊水地第2調節池やその周辺の水田などに計16日間飛来した。このうち、連続で飛来した日数は13日間を数え、これまでの最長だった2日間(昨年10月3、4日)を大幅に上回った。小山市は「定着しやすい採餌環境整備をさらに進めていきたい」としている。

 同市渡良瀬遊水地ラムサール推進課によると、飛来したコウノトリは昨年3月に千葉県野田市で生まれ、6月に放鳥された「ひかる」とみられる。

 8月に入り、最初の飛来を確認したのは8日。湿地再生のため掘削した浅池のある環境学習フィールド3だった。その後、再び飛来した17日から29日まで連続して「ひかる」を確認。同調節池のほか、野木第二中校庭フェンスや栃木市の与良川第1排水機場の屋根などでも確認された。