長時間労働の改善などに向けた提言をまとめた教職員らの研修会

 【小山】市教委はこのほど、市文化センターで「第2回市教職員の働き方改革に関する研修会」を開き、教職員の長時間労働改善などに向けた提言をまとめた。初回の会合で市内教職員の代表者から出た意見を基にしたもので、「定時退勤日を設定する」など子どもたちの指導に専念しながら健康で充実した勤務ができるような取り組みが示された。市教委は提言を校長会などで周知し各校での実践を図るほか施策として反映させ、実効性のある取り組みにするため時間を置いて検証作業する方針。

 文部科学省が公表した2016年度教員勤務実態調査の集計で、教員の長時間労働に関する課題が明らかになったことなどから検討を進めた。研修会に出席する「市教職員の働き方改革検討委員会」は市内小中学校の校長、教頭、事務長、20代~50代の教員計10人で構成している。

 提言は三つで、一つ目は「ワーク・ライフ・バランスを含むタイムマネジメントの意識改革を進める」。退勤時間の目安を設定するほか、管理職は教職員の退勤時間の把握に努める。二つ目は「部活動指導の在り方について見直す」ことで、現在第1、3日曜に設定している部活動休養日の徹底を図るほか、朝練についても必要性や実施の仕方を見直す。三つ目の「校務の効率化・情報化による仕事のしやすい環境づくり」では会議の時間設定の見直しや事務処理の簡素化を進める。