22年ぶりに公開された柳々居辰斎の絵馬

 【足利】大岩町の最勝寺で1日、大岩毘沙門天秋季大祭が開かれ、葛飾北斎(かつしかほくさい)の弟子柳々居辰斎(りゅうりゅうきょしんさい)が描いた絵馬が22年ぶりに公開された。

 日本三大毘沙門天の一つとして知られる同寺には138枚の絵馬が奉納されており、市民俗文化財に指定されている。

 群馬県桐生市の資産家が1860年に奉納したという辰斎の絵馬は、縦82・5センチ、横52・5センチの木の板に赤鬼を押さえ込む毘沙門天が迫力のあるタッチで描かれている。1993~95年の本堂改修工事の際に発見され、95年1月に初公開された。

 この日は午前5時半から計3回の護摩たきが行われ、県内外から多くの参拝客が訪れた。参拝客は家内安全などを願った後、本堂に飾られた絵馬をじっくり眺めていた。