藍の生葉染め教える風間さん(中央)と、参加者たち

 【足利】山里の懐かしい風景が残る名草地区で、藍の生葉染めが体験できるイベントが12日、名草上町の名草ふるさと交流館で始まった。藍染め工房代表の風間幸造(かざまこうぞう)さん(53)=伊勢町2丁目=と、地元で藍草を栽培している遠藤茂太(えんどうしげた)さん(67)=名草中町=が協力し初めて企画した。2人は「藍を使ってまちおこしをしたい」と意気込んでいる。イベントは18日まで。

 風間さんは藍染めを始めて20年。藍の伝統や魅力を伝えようと、市内外で作品展や体験会を開いている。

 農業を営む遠藤さんは2年前、15アールほどの畑で藍の栽培を始め、今年4月ごろに風間さんと知り合った。「藍をきっかけに多くの人に名草へ来てもらい、豊かな自然を楽しんでもらいたい」と企画に賛同した。

 生葉染め体験ではまず、遠藤さんの畑で藍草を収穫する。藍の葉と水をビニール袋に入れてもみ、色素が溶けた水でストールを染める。ハンカチに葉をのせ、金づちでたたいて模様を付けることもできる。染めたストールとハンカチは、名草川ですすいで仕上げる。