県環境森林部は8日、矢板市産の原木栽培生シイタケ(施設)から野菜類の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える561ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。採取日は6日。県は同市に対し、施設、露地のいずれも原木栽培生シイタケの出荷自粛を要請した。対象生産農家は52軒、冬季に生産しているのは4軒。
原木栽培生シイタケが市町単位で出荷自粛になるのは県内で初めて。同市の原木栽培生シイタケの生産量は80トン。
同市産の原木栽培生シイタケ(施設)は今月初め、厚生労働省による流通段階の検査で、今回と別の農家が出荷したものから600ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
6、7両日に採取した日光、足利、栃木、佐野、小山、益子、壬生、野木、岩舟の9市町の原木栽培生シイタケ(施設)は基準値を下回った。栃木、小山、益子3市町は173〜130ベクレルと、4月から適用される新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回った。